はなすはなし

おはようございます、きじです

最近の私たちが発するものって、ツイッターだとか、LINEだとか、
なんだかともだちとのおしゃべりがそのまま字になって画面を流れていくようなものばっかりですよね
それは悪いことだ、気持ちを伝えるなら一対一で会うとか手書きのお手紙を書くとかすべきだ!
なんて言いません
もちろんそういうことは大事だし、わたしは好きだし、形式になってしまうのはもったいないと思う
でもネットは気軽にできるし、打つのも、伝わるのも、レスポンスも速いもの
ただ同じように使っていても、同じではない
そのおしゃべりはずっと残ってしまうもので、文字しか目にうつらないぶんそれが記憶に残りやすい、知らない人だって見ることができる
たくさんの人に伝わるからいくらでも言い訳ができる
ツイッターなんてふだんはじぶんのタイムラインしか見ないわけだから、
じぶんのツイートもフォロワーしか見ていないと思っている
内輪ネタだってポエムだって言えちゃうし、
文語と口語の区別も、じぶんと他者の区別も、なにもない

考えて文字を起こさなくなると思うんです
発信する機会は増えているはずなんです
それなのに、それらが流される速度はあまりにも速い
考えていたら逃してしまう

会って言うまでもない、手で書くまでもないことがたくさんになって、
そんなことに限ってずっとずっと残ってしまうのかもしれなくて、

もったいないことです