夏とかのはなし

8月はなんだか長かったくせに、月跨ぎのサークル2泊合宿に行ってきたらすぐに夏休みが終わってしまってもう10月の上旬が終わりかけている
最近サークルのことばかり楽しくて時間かけなくてもいいタスクに無駄に凝って直したりやらなきゃいけないことや成果や評価を後回しにしていてよくない
過ぎたことばかり懐かしんでも時間が犬死にしていくだけだしね
なんだかいろいろやるぞと思っていたのになんでだろうなんでかぜんぜんできてないや

そんなことで、ゼミの夏季課題が8000字あったんですが、ネタが浮かばないままにぜんぜん手をつけていなくて、ひいこらしながら徹夜明けの当日にとりあえずどうにか字数は埋まり、ただいまぶるぶるしながら評価を待っています
夏休みはそのほかにぶあつい本いくつかを読もうとしてみたり(読破できたのはない)しながら、テマティスム的な引用リスト(小説中でべたつきのあるものが出てくる箇所を探して延々とワードに打ち込んだ)をちんたら作ったりしていた
ゼミ論もこの方向(美食倶楽部のかんじ)でいきそうなんだけど、これ、親とか就活先とかになんて言えばいんだろう、、
はずかしくはないけど説明しがたいね なんだか

というかこのテーマそこそこ調子いいときじゃないと読めない書けないので手間です しょんぼりしてるときにヌルヌルで気持ちいいみたいな文章抜き出して打つのは機械的作業とはいえウッてなる

リストを作る中でいろいろ読み返しておもろかったのが大江の死者の奢り・飼育
きもちいいぬるりが好きだと思っていたけどこういうぐぬりとしたものに囲まれてああどうにもならない結局だめじゃんみたいな話もけっこう好きかもしれない
フットボール積んでるから読まなきゃ

あとは『吐き気』という、いろんな作家や哲学者の言ってきたそれをガッと800頁くらいにまとめた本があって(挫折したぶあつい本の中の一)、カフカの著作にまつわる吐き気についての記述がおもしろかった。
日本の小説では醜い老婆やグロテスクな身体ってまだあまり見かけない気がするな。と言えるほど読んでないけど。
アブジェクトということばも覚えたけど、クリステヴァの文章が難しいらしいのでたぶん手つけないと思う

そうだ 夏休みに読んだ松浦理英子がすごく好きでした
ゼミの先生におすすめされたナチュラル・ウーマンとセヴァスチャン、親指Pを読んだ
彼女の書く性のありかた 女性性 なんかよかった こんなの言うのもおこがましいけども似た考えを持ってる気がする
のでバタイユから逸れて彼女が好きだというジュネを読んでみたい


なんだかもう思ったことがそのまま垂れ流れてる ねます